第1回準備会に15団体25名が参加

3月17日に行った平和資料館の設置を求める会(仮称)準備会には、新日本婦人の会、自由法曹団、引揚港博多を考えるつどい、福岡女性団体交流会、福岡市原水協、平和サークル9Peace、平和のための戦争展実行委員会、民青同盟福岡県委員会と、市議会の政党・会派から日本共産党市議団の15団体、20代の大学生から80代までの25人が参加しました。


【呼びかけ人・熊谷敦子さんのあいさつ(概要)】

ご案内の文章のとおり、福岡市は原爆被害者が広島・長崎に次いで多く、福岡大空襲も経験し、博多港は日本最大の引揚港です。福岡市には戦争の記録が多く存在しています。体験者は年々減少し、体験不在の時代がそこまで来ているということを意識しなければならないと思います。急がなくてはならないのです。

まずはどのような資料館にするのか、どのような運動をするのかなど出し合っていただければと思います。


参加者から出された声

平和資料館というと、第二次世界大戦の資料がほとんどというところが多いのではないか。朝鮮戦争やベトナム戦争など、過去と現在をむすびつけたものにしていけたらと思う/毎年夏にアクロスで戦争展を行っているが、そこで取ったアンケートの中には「いつでもみられる施設がほしい」という意見もある/行政に設置を求めていくことになると思うが、その際、平和資料とは何かというのを事前に討論して意思統一をしたいと思っている。多くの施設は被害の資料ばかりだと感じる/副読本に引揚げのことが載っているのはいいと思うが、教える先生たちが知らなければ難しいのではないかと思う。そういうときに資料館があれば、見学に行くことで学ぶことができる/「引揚港博多を考える集い」単独で資料館を求めるより、可能性が高まるのではないかと議論し、参加を決めた。佐世保は中2で全員資料館に行くことになっている。こういう場ができたので、ぜひ実現してほしい/福岡女性団体交流会は、福岡大空襲を語り継ぐ取り組みとして「平和のための女性のつどい」を毎年行い、平和資料館については39年間求めて続けている。



福岡市に平和資料館の設置を求める会

福岡大空襲の被害を受け、わが国最大の引揚港・博多があり、広島・長崎についで被爆者が多い都市・福岡市に平和資料館を設置するため活動します。

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