120人が参加したスタート集会
15日に開催したスタート集会には30団体約120人が参加しました。キャラクターロゴ(イラストレーターいのうえしんぢさん作)のバナー2m×2m(左下)も初お目見え。1団体と72人の方から12万9000円のカンパが寄せられました。
集会では、中央区簀子地区の公民館職員の方々がつくった福岡大空襲の戦災者の証言DVD「火の雨が降った」を上映。講演では、会の共同代表の堀田広治さん(引揚げ港・博多を考える集い事務局長)が引揚げの実相とともに、引揚げ港・博多を考える集いで取り組んできた運動を通じて感じた平和資料館の必要性について語りました。
その後、熊谷敦子共同代表(原水爆禁止福岡市協議会理事長)が「3月から準備会を開催、フィールドワークなど学習を重ね、スタート集会を迎えた」とこれまでの経過を報告しました。また「来年6月議会への提出をめざし、7万筆以上の署名を集めたい。そのために署名の賛同者をたくさん募り、幅広い団体へも要請していく」とこれからの運動について提案しました。
質疑応答では、戦没者関係の団体の今後の会への参加について質問が出されました。熊谷共同代表は「ご指摘の点も含めて幅広い立場での運動を進めていきたい」と述べました。
閉会のあいさつで、末永節子共同代表(福岡女性団体交流会代表)は「戦後75年になり、戦争の記録と記憶を残す最後の時期にさしかかっている。あんな悲惨な戦争を2度と繰り返さない、その一点で共闘し、活動を広げていきたい」と話し、賛同を呼びかけました。
参加者からは「幅広い運動にしたいですね(60代女性)」「想像していたより参加者が多くて驚いた(70代男性)」「戦争体験者の声を残し、継承する場が必要。学ぶ場として資料館ができるのはいい(20代男性)などの感想が聞かれました。
▼寄せられた声
子どもたちが学べる場としていいですね(50代女性)/新聞で見ました。私の父は私がお腹にいたとき出征し、私が生まれたことを手紙で知り、どこにいるのか秘密なので住所は黒塗りにして手紙を返してきた。戦争で死んだが、私が生まれたことを知ってくれて嬉しい。まだ会では相談したわけではないですが、私は賛同したいと思っています(遺族会の女性)/署名を送ってほしいです(東区男性)/私もがんばります(70代男性)/新聞を見ました。用事と重なっているので残念だが、素晴らしい運動ですね。どんどん戦争の資料がなくなっていっているので必要だと思います(元航空自衛隊員)/こんな運動待っていた。15日参加します(70代女性)
0コメント